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こんな感じ(自称「半農半活動」)で生息しています。
① 可能な限り自給自足(とりあえず家庭菜園と年収100万円程度の生活)
② ①以外の時間を、社会問題の解決に充てる(取り組む問題は何でもあり)
半農半X とBライフにインスパイアされました。

死なない以上は、子孫と環境に負の遺産を残さないように生きれればと考えています。
単身で気楽に生活、ピンピンコロリでフェードアウト!が理想です。
詳しくは、公式ブログ見てください。よろしくm(._.)m
あと活動に関しては、2014年度以降はこちらへ→活動版

コメントいただければ、かならずお返事いたします(^^)
ネット環境のない場所を放浪していたりで、お返事に2~3日かかることもあります<(_ _)>

TPPについての学習と脱原発署名集めをやりました。 [活動]

黒船
TPPも黒船みたいなもの?ペリー以来黒船におびえるのが日本の歴史?
ちなみに、降伏調印式場となったミズーリ号には、黒船で有名なペリー艦隊の星条旗が掲げられた。わざわざ、米本土からお取り寄せしたんですね!

昨日(1/14日曜日)は朝10時から、TPPに関する学習会に参加。
つい最近もTPPについて学習したので、今日はおさらいといった感じで参加させてもらいました。
学習会では、職場や農協などの協同組合が非営利で運営する共済事業へのTPPの影響についても、新聞報道をもとに報告がありました。

わたしは某労組で共済事務のパートをしているので、アメリカからの圧力については以前から実感しているところです。
ここ数年の法改定により、共済は度々の事務変更を余儀なくされています。
これらも、アメリカ保険業界からの圧力によるところ大といわれています。

もともと、労働運動と連携した生活協同組合は、誕生する時も誕生後も、
大資本等をおびやかす存在として、既得権者から敵視されてきました。
そのために、JAとは異なり、労組・労金・全労済等分割された形態でやってこざるを得なかった歴史があるとのこと。
富を労働者のネットワーク中で循環させるという意味で、全労斉等の事業は、グローバル資本主義経済に対するオルタナティブを担うものだと思います。

しかし、アメリカ保険業界からすると、労組や地域に根付く共済は、「競争障壁」以外の何ものでもありません。
TPP参加の折には、非営利事業ゆえの特典(法人税が保険会社より低い等)を撤廃するよう要求してくるのは必至でしょう。

助け合いの組織である共済と、営利事業の保険会社を一緒くたにする乱暴な議論には乗らないように気をつけたいところです。

なんてことを言いながら、労組で共済事務をやる以前は、
全然分かっていなかったのですが(;^_^A アセアセ・・・

午後からは、例によって脱原発署名集め。

横浜の脱原発世界会議に参加している人もいるので、今日は留守番メンバーで
少数精鋭(わたし除く)で頑張りました!

前回12月の署名に引き続いて、今日も東京から避難している方から、署名をしてもらいました。
地震や津波の被害を直接受けていなくても、いまだ避難生活を余儀なくされている…
原発震災の惨さを実感させられました。

追記:
年初の某ラジオ番組で、小出裕章さんは、「(脱原発を果たせなかった)敗北の責任がある」という趣旨の発言をしておられました。

首相の「事故収束宣言」と比べると、本当に重い言葉ですね。


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ばたお

脱原発の署名集め、お疲れ様です。

ところで、私の一知半解な理解では、現状における日本のTPP加盟には様々な疑問符が付きます。でも、何を根拠に反対を訴えていけば良いか、結構難しいですよね(前にも同じようなことをコメントしていて申し訳ないですが)。

グローバル資本主義経済に立脚した大企業に勤めながら、協同組合運動にも携わっているという人も、たくさんおられるでしょうし。ただ単純に、「反グローバリゼーション」と言うのは時代錯誤ですし。「日本をもっと市場開放しろ」「協同組合なんて嫌いだ」という人には、TPPは魅力的なものかも知れませんし。そうであれば、TPPに賛成か反対かは、多数決という単純明快な数の論理で決めればいいのか/決めるべきなのか……。

あと、私は別にhnhkさんのおっしゃっていることにケチをつけているわけではありませんよ。あえてのロールプレイですので、気分を害されたなら謝ります。

by ばたお (2012-01-15 11:22) 

hnhk

ばたおさん

昔かじった世界システム論では、グローバリゼーション自体は近代以前から見られるものらしいです。

例えば、日本は中世以降世界有数の金銀銅の産出国で、16世紀にはポトシ銀山と石見銀山の銀大増産で欧州の銀価格が暴落したのも、その一例です。

昨日の学習会でも、、各国の経済ルールのいずれをスタンダードにするかがグローバリゼーションを巡る論争の中身であることを確認しました。

少なくともわたしは、「反グローバリゼーション」≒反米国型グローバリゼーションだと解釈しています。
by hnhk (2012-01-15 13:20) 

hnhk

ばたおさん

補足です。

基本的に難しいことを考えるのは苦手です。
なので、できれば優秀な方の理論を、丸呑みしたいと考えています。
例えば、内橋克人さんの「FEC」自給圏構想とかです。

個人的には、日本で自給自足できる範囲内で暮らせるようになれば、それで良いというのが、わたしの基本スタンスです。
こんな考え方は、わたしが生きているうちは日の目を見ないでしょうね♪
by hnhk (2012-01-15 13:30) 

mushoku2006

申し訳ないですが、
私はTPPに大賛成です。
一消費者としては、
コストパフォーマンスに優れた食品を入手したい。
小規模農家の既得権益を守りたいがために、
JAなどがやってる反対運動には腹を立てています。
日本の農家から買いたい人は買えば良いのです。
その方の自由です。
ただし、他人の希望を妨害するのは勘弁して欲しい。
そもそも、エネルギーから資源から食料品から、
この日本で自給自足するなんて、
普通に夢物語です。
それよりもより自由貿易を推進する方が、
理に適ってると考えます。
もちろん、そういう生活を望まれるのは自由です。
しかし、繰り返しになりますが、
そんなことを望んでいない者の生活まで、
制約するような真似はご勘弁いただきたいのです。

by mushoku2006 (2012-01-15 18:04) 

ばたお

※ある1人のフリーターの意見

(1)
確かに、共済と営利事業の保険会社を混同するのは暴論ですが、それらが競争関係にあることもまた現実です。共済が本当に必要なものであれば、たとえ特典がなくなったとしても残るはずです。ある程度の競争原理はないとマズいと考えます。

(2)
小規模農家の既得権益を守りたいがためのTPPへの反対論には、私もまったく納得できません。そんなものは、ただのワガママな言い分に過ぎません。加えて、「安い食品が欲しい」という人の欲求も否定されるべきではないと思います。私自身もフリーターで貧乏なので、切実な問題です。

しかし、それとは別の次元で、現在の食料自給率(カロリーベース・お金ベースともに)はあまりにも低過ぎるので、国益のため、安全保障政策の一環として、それは上げられなくてはならないと考えます。けれども、そのためには農家への個別補償などの政策がどうしても必要になってきます。

「農家の既得権の温存」と「食料自給率の上昇」という別々の問題は渾然一体となってしまって、それは非常に困難な課題になっているような気がします。“具体的な現実策”は、フリーターの私ごときには思いもつきません。官僚がきちんと作るべきだと思います。

(3)
完全な自給自足は夢物語ですが、仮に「自給自足なんてどうでもいい」という主張があれば、それには直感的に違和感があります。

(4)感想
①いま議論されているTPPには、あまり旨みがない。また、大した問題点もない。従って、コストをかけて交渉に参加する意義がよく分からない。どうせやるのであれば、ASEAN+3の交渉をした方がいいと思う。

②JAをはじめとしたTPP反対勢力の主張は、ただのワガママだと一般的には理解されている。実際そうだと思う。で、TPPとは何の関係もなく、実も蓋もなく食料自給率は上げた方が良い。

③グローバリゼーションには原則的に賛成である。ただし、「グローバル化という名の単純なアメリカ化」には疑問を持っている。

by ばたお (2012-01-15 22:02) 

hnhk

ばたおさん

>ある程度の競争原理はないとマズいと考えます。

私が関与している共済では、補償内容をよくしようとしたり掛金を安くしようとすると、官僚によくストップをかけられています。
その理由は、共済が有利になると保険会社が困るということらしいです。

支払額あたりの掛金単価は、某共済等が圧倒的に安いという事実は、共済保険業界にいるものなら、みな分かっていることです。

残念ながら法規制により、単価が安いという比較宣伝はしてはならないことになっています。

共済の税制面での優遇措置をなくすなら、官僚による保険業界の保護にも、メスを入れて欲しいとも思います。
by hnhk (2012-01-16 08:16) 

hnhk

mushoku2006 さん

コメントありがとうございます。

今の状況は、昔世界史でならったイギリスの穀物法論争を思いだします。

産業革命期のイギリスのように、日本が自由競争で優位に立てるのか、その辺、私はどうも悲観的なのです。

なので、食料安全保障の観点からは、日本の食料自給率を下げないような政策を優先して欲しいと思っています。

でも、なるようにしかならないでしょうから、私は家庭菜園から、ぼちぼち自給自足頑張ります(^O^)
by hnhk (2012-01-16 08:33) 

mushoku2006

>>食料安全保障の観点から
繰り返しになりますが、
食料だけ安全保障されても、
この国は成り立ちません。
はっきり言って無意味です。
そんなことのために、
他人の権利を妨害することは止めて欲しい。

でも、再度繰り返しになりますが、
国産の食品だけを食べたい方がそれだけを食べるのは、
その方の自由ですし、権利です。
ただ、他人にまでそれを押し付けることは、
勘弁していただきたいのですよ。

by mushoku2006 (2012-01-16 22:25) 

hnhk

mushoku2006 さん

>一消費者としては、
コストパフォーマンスに優れた食品を入手したい。

私も同意見です。TPPが、それに資するなら、TPP断然OKです。

mushoku2006 さんと私の意見が異なるのは、私のかなり風変わりな発想によるところ大だと思います。

で、参考までにhnhk的摩訶不思議思考パターンは以下のようなものです。※論理に相当飛躍があるので、適当にスルーお願いします(o*。_。)o

今後30年ぐらいの予測として
・世界的な人口増加
・中国・インド等の新興国の食料需要の増加
・日本経済の没落による外貨獲得能力の減少、それに伴う海外からの食料輸入減少と同高騰

⇒日本国内における食料不足で、農業に携わっていない貧乏人から食うに困る状況になる。
貧乏人が最低限飢えない補償として、食糧自給率を維持しておいて欲しい(言い換えれば、食料自給率の一定の維持は、貧乏人の生存権の保持かも)。

ただ、私の場合は、出来るだけ他者や国の施策に頼らなくても生きていけるように、今のうちから家庭菜園という発想です。
でも、国全体の食糧不足の際は、国家に徴発されそうですが…

申し訳ないんですが、私が描く未来の日本は、1945年夏がリニューアルしてやってくるというものなのです。
最悪から出発すると気が楽なんです♪
by hnhk (2012-01-17 04:47) 

mushoku2006

なるほど、その前提に立つのであれば、
おっしゃられることも分かります。(^^)

ただ、本当にそうなるかどうか?分からない、
数十年後の未来に備えて、
今の生活レベルの向上を妨げることが、
果たして良いことなのかどうか?
お考えいただきたいと思います。

もし仮に一旦ある程度の面積の農地が荒廃したとしても、
その危機が見えてきてからでも、
その復興は十分間に合うのではないでしょうか?

by mushoku2006 (2012-01-17 07:48) 

hnhk

mushoku2006さん

たびたびのコメントありがとうございます。

韓国が国外で農地を囲い込み(ランドラッシュですね)、
欧米が農家に補助金を出す等して、
食の安全保障を図っているのを見ると、
日本はちょっと心配です。

でも、mushoku2006 さんのおっしゃられるように、危機が見えてから頑張るのもありかもしれませんね!
by hnhk (2012-01-17 13:39) 

ばたお

亀レスご容赦ください。

私の真意が伝わっていないように感じたので、曖昧な表現は避けて言います(「TPP-またアメリカの言いなりですか?-」の記事のレスを含む)。

私はTPPに(全面的にではないにせよ)賛成です。ただし、hnhkさんの議論=TPPが事実上の日米FTAであることを重要視し、それに則ったならば、「賛成する理由はほとんど見当たりません」と述べました。なぜなら、それはグローバル化ではなく、ただのアメリカ化だからです。しかしながら、hnhkさんの議論は「多くの人からの賛同は比較的得にくいような気もします」と述べ、問題提起の仕方、アジェンダの作り方を変えた方がいいのではないか、とお節介にも提案しました。なぜなら、そういった議論には検討する価値があると感じたからです。

その案の1つとして、「実も蓋もなく食料自給率は上げた方が良い」と述べました。その根拠は、「戦争は良くない」「差別は良くない」といった程度の非合理的な直感です(後付けで合理的な理由を述べることはできますが、しません)。そしてこの案は、少なくとも一定程度の人からは支持を得られるような主張であるのではないか、と考えたからです。

あと、TPPに入ってコスト・パフォーマンスの良い食料を輸入することと、国内の食料自給率を上げることは、決してトレード・オフの関係にあるのではないと思うのですが……。例えば、関税分を農家に個別補償するなど。

ただし、「ことさらに食料自給率の話ばかり持ち出すのはナンセンスだ。食料自給率とは経済活動の結果論であって、たとえゼロ%であったとしても何も問題ないではないか」というふうに言われれば、たしかにその意見は正しいと思うので、反論はできないと思います。

by ばたお (2012-01-18 13:47) 

hnhk

ばたおさん

>私の真意が伝わっていないように感じたので、…
何となく分かってはいたのですが、ばたおさんの意向に添うコメントをするにはアビリティが不足しています。
申し訳ありません(*_ _)

小飼弾 さんぐらいの能力があれば…
by hnhk (2012-01-19 08:03) 

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