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こんな感じ(自称「半農半活動」)で生息しています。
① 可能な限り自給自足(とりあえず家庭菜園と年収100万円程度の生活)
② ①以外の時間を、社会問題の解決に充てる(取り組む問題は何でもあり)
半農半X とBライフにインスパイアされました。

死なない以上は、子孫と環境に負の遺産を残さないように生きれればと考えています。
単身で気楽に生活、ピンピンコロリでフェードアウト!が理想です。
詳しくは、公式ブログ見てください。よろしくm(._.)m
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自家採種指南本3冊読み比べ [家庭菜園]

無題.png『にっぽんたねとりハンドブック』
著 者:プロジェクト「たねとり物語」
単行本: 194ページ
出版社: 現代書館 (2006/06)
発売日: 2006/06

わたしの家庭菜園の最終目標は、
種から収穫にいたる全過程を独力(又は近隣地域や友人等との協力)で実施すること。

苗や肥料、燃料が必要な農機具は金がかかりますからね。
低コスト生活を目指しているので、
家庭菜園に費やす金額<家庭菜園によって浮かせた食費の金額
でないと意味がありません。

それに、将来日本の経済力が低下するか、途上国との不等価貿易が是正されれば、輸入品である食料・燃料・原料(以下「食料等」)は高騰必至。
種や化学肥料等も輸入の場合が多く、同様
です。

さらには、日本は人口が減少していますが、世界は人口爆発の状態で、食糧等の輸入自体が滞る事態さえ考えられます。

というわけで、私の家庭菜園作業において、自家採種は重要ですし、勉強すべき課題です。
ところが、両親や知人に農業や家庭菜園体験者はそれなりにいますが、自家採種している場合はほとんどないので、本を読んで知識を得ることにしました。

ちなみに、家庭菜園3年目ですが、自家採種→結実→自家採種のサイクルまでこぎつけたのは、ゴーヤー・絹さやインゲン・ニンニク・はつか大根・かぼちゃ等
※原則、種(市販の種と自家採種した種)から育てていますが、ジャガイモはウィルス対策が難しそうなので種イモを購入

レモンバームやチェリーセージ、イチゴは株分けで増やしました。
他にもチャレンジしたものはありますが、上手く行かなかったり収量が少ないため栽培をやめたものもあります。

今年チャレンジしようと思っているのは、五寸人参・チンゲン菜・小松菜・ホウレン草・ネギ等です。

さて、自家採種に関する本ですが、今回は3冊にさっと目を通してみました。
①冒頭の『にっぽんたねとりハンドブック』
一品種につき見開き2頁カラー写真で解説
採種・保存・繁殖方法に加えて、起源等の説明、さらに料理方法等も記載されています。

野菜の種はこうして採ろう②『野菜の種はこうして採ろう』

著 者:船越建明
単行本(ソフトカバー): 196ページ
出版社: 創森社
発売日: 2008/4/22

一品種につき2~4頁で白黒写真&イラストで解説
栽培・採種・保存に特化しているので、これらの項目については①より詳しいしかつ分かりやすい。





自家採種入門

③『自家採種入門』

著 者:中川原 敏雄・石綿 薫
単行本: 183ページ
出版社: 農山漁村文化協会
発売日: 2009/04

①②ともに、自家採種に関する意義や基礎知識についての記載はあるのですが、いずれも本全体の2~3割程度の比重。
対して、本書の比重は半分弱で、理論的な説明に重点が置かれています。

なので、私なりの3冊の位置づけはとしては、基本は②で学び、補足として①を活用、かつ余裕があれば③でさらに発展させるといったところ。

まあ、あくまで自分が食べる分を作るだけですから、難しく考えずに①だけでもちゃんと読んで、あとは適当にやろうと思います(^-^)/

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丸大

いろいろ情報を探した上での3冊だと思うので、一度目を通しておこうかと思うのですが

アマゾンにリンクはされてなかったんですね
そこはちょっと意外でした

by 丸大 (2015-04-05 11:10) 

ちょうそう

 はじめまして、現在アラフォーのヘタレフリーターの”ちょうそう”と申します。貴ブログを興味深く拝見させていただきました。

 完全自家サイクルが出来たものがあるなんてすごいですね。私も食料自給に興味があって、過去にアマランサスという穀物を庭に蒔いてみたのですが、一代限りのF1種でした。今は果樹等(ミカン、ブルーべリー、山椒、ローレル)の手入れのようなことを主にしてます。エアーポテトは収穫したものを来年に回してます。

 若い頃は自分なりに社会問題に取り組もうとしましたが、ヘタレの自分自身と社会に限界を感じ、今は世捨て人のような生活をしています。


 
by ちょうそう (2015-04-05 16:15) 

hnhk

丸大 様
『にっぽんたねとりハンドブック』は、種取りを実践されている方のブログで紹介されていたので読んでみようと思いました。
他の2冊は、運よく図書館にあったので借りてみた次第です。

アマゾンか書店のHPにリンクした方が読者には便利だったかもしれませんね。このへんちょっとサボってしまいました(・・。)ゞ


ちょうそう 様
エアーポテトは初めて聞きました。自然薯類みたいですね!
穀物栽培にチャレンジされているようですが、わたしも、いずれは、主食になる穀物やイモ類の栽培を成功させたいと思っています。※昨年のサツマイモは鹿に全部やられてしまいました(ノ△・。)

私の場合、デモ等への参加も少しはやっていますが細々ながらです。
今では、脱資本主義的な生き方(自給自足・低コスト生活)を実践し発信することも、有効な活動だと思っています。
なので、ちょうそうさんのライフスタイルは、私から見れば社会活動そのものですよ!
by hnhk (2015-04-06 07:55) 

ちょうそう

 ありがとうございます。これからも世捨て人でいきたいと思います。サツマイモ残念でしたね。鹿が出るということはお住まいは山に近いのでしょうか?サツマイモは連作しやすいと聞いていますので、将来的にはやってみたいですね。低コストというと、私はシャトルシェフという鍋で煮込み料理は料理しています。鍋を沸騰させて保温容器で保温するもので、ガス代の節約と火災防止のメリットがあります。ただ、ホームセンターのバーゲンで購入したんですが、それでも1万円程しました。地震等の災害時のことも考えて購入しました。

 デモへの参加や著名活動もしたことがありますが、仕事を通じて社会活動できればと思い、林業、労務事務、警備、福祉と転々としましたが、すべて見事挫折しました。
  
by ちょうそう (2015-04-07 19:25) 

hnhk

ちょうそう さん
今住んでいるシェアハウスのある河内長野(大阪府)には鹿は出ないのですが、一昨年手に入れた原野(三重県)の方には鹿や猿が出没しています。
三重の方は、たまに行くだけなのでどうしても管理が行き届かない状態です。今年植えるときはフェンスで囲もうかと検討しています。

シャトルシェフですか良さそうですね!
災害対策といえば、「焚き火どんどん」というのを使って災害対策アンド剪定枝の有効活用を考えたのですが、河内長野市ではNGとのことでした(TT)
交渉すれば何とかなるかもしれませんが、とりあえず先送り状態です。

挫折といえば、私も何度か味わっています。
受験関係は大概ダメで、社会状況もありますが活動も芽が出ない状態です。
仕事もまた然りです。
それでも、良心が痛まない生き方をケセラセラの精神でやって行けたらと思っています(^^)/
by hnhk (2015-04-07 19:54) 

majyo

すべてではありませんが自家採種しています。
畑に余裕があれば そのままにして種を採ります。
それが一番ですね
しかし、EM農法していますから、
埋めた堆肥の中から芽を出します。かぼちゃやその他です。
これは大地からのプレゼントだと思っています。
「種が危ない」という本が出ていますが
これは本当かもしれませんね
by majyo (2015-04-07 20:22) 

hnhk

majyo さん

EM農法ですか。言葉だけは聞いたことがあります。
majyoさんは、いろいろ実践されているんですね
私も見習わなければ!

私が自家採種に目覚めたのは、「種が危ない」の著者:野口勲氏のラジオ対談を聞いたことにも大きな影響を受けています(^^)
by hnhk (2015-04-08 08:19) 

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