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こんな感じ(自称「半農半活動」)で生息しています。
① 可能な限り自給自足(とりあえず家庭菜園と年収100万円程度の生活)
② ①以外の時間を、社会問題の解決に充てる(取り組む問題は何でもあり)
半農半X とBライフにインスパイアされました。

死なない以上は、子孫と環境に負の遺産を残さないように生きれればと考えています。
単身で気楽に生活、ピンピンコロリでフェードアウト!が理想です。
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働かざるもの、飢えるべからず。 だれのものでもない社会で、だれもが自由に生きる―社会システム2.0 [読書]

働かざるもの、飢えるべからず。『働かざるもの、飢えるべからず。 だれのものでもない社会で、だれもが自由に生きる―社会システム2.0』 
著  者:小飼 弾
発  行:サンガ
発行日:2011/12/22
単行本:237頁

ばたおさんにススメられ、私にしては、めずらしく新刊書を読んでみました。

というのも、経済的理由と所有物の最小化のために、本は、たいてい図書館で借りて読んでいるので、新刊本を手にする事がめったにないからです。

普段の読書は斜め読みですが、久々の新刊なので、今回は一章ずつゆっくり読んで行こうと思います。

第1章「なぜいま、貧困があるのか」中で
興味深かかったのは、
「貧富の二極化」と「トリクルダウン」についの記述です。

著者は、より良いものをより安く手に入れようとすればするほど、お金持ちをよりお金持ちにするというメカニズムがあると説きます。
安価で高品質のものを提供できる会社が絞られた結果、特定の企業やその関係者に富が集中するという構図です(著者は例として飛行機産業におけるボーイングとエアバスを挙げます)。

でも、お金持ちが散財すれば、貧しい者にも富が行きわたるのでは…
というトリクルダウンについては、
著者は「嘘」と断言します。
お金持ちも、より良いものをより安くという圧力のなかで、生き残り競争にさらされ、気前よくお金を使っていられないからです。

間違いなく貧乏人の私からすれば、「より良いものをより安く」という消費行動を取ってしまいます。
それが、貧富の二極化を進めるなら、自分で自分の首を絞めるようなものです。
さて、この袋小路からどう抜け出すのか、解答を求めて、二章も読んでみようっと!

日本国内での貧富の二極化については、ここ何年間でクローズアップされてきました。
でも、国家間の貧富の二極化、いわゆる南北問題は以前から存在しています。

小飼さんの「働かざるもの、飢えるべからず。」が、
日本国内に限る主張なのか、それともグローバルなレベルでの提起なのか、
読みすすめながら確かめてみたいと思います。


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